家づくり中のみなさま、こんにちは。デザインリゾートの松崎です。
住宅用断熱材について
繊維系断熱材にはグラスウール・ロックウール・セルローズ
と種類がありますが、今回は弊社でも使用している
グラウウールに付いて、ご説明いたします。
まずグラスウールとは「ガラスで作られた綿」高温で
溶かしたガラスを細い繊維状にして集めたものです。
素材であるガラス繊維自体が断熱効果を発揮している
わけではなく、ガラス繊維どうしの隙間に空気を保有し
その空気によって断熱効果を発揮しています。
ガラスが原料なので、シロアリの食害にも強い材料で
火に強く、燃えにくい材料で、万が一の火災時にも
避難の妨げとなる煙や有毒なガスをほとんど発生しません。
見た目は燃え易そうですが、実際は不燃材料として
認定されたものなのです。
その他の特徴としては、吸音性に優れており外壁に
使用する事で、室外からの騒音をやわらげます。
弊社ではこの特徴を生かして、便所や浴室と居室との
壁の間にグラスウールを施工して、防音対策をしています。
グラスウールの名称の後ろにある16kや24kの数値について
こちらの数値は1㎥が16kgや24kgと言う事で
密度が増すほど、空気を動かさないため16kより24kの
方が性能が高い事になります。
弊社では一般のグラスウールより高い断熱性能を持つ
高性能グラスウールで断熱性の高い家づくりを
しております。
ガラス繊維を細かくすることでより細かく・たくさんの
空気を所有する隙間を形成し高い断熱性能を実現
しています。
冬、同じ室温でも暖かさが違う
断熱性能が高いと、冬は室温にムラがなくなり
低めの温度でも暖かく快適になります。
夏、クーラーが効くようになる
断熱性能が高いと、夏は熱の侵入が少なくなり
クーラーも効きやすく涼しく感じられます。
高性能グラスウール(充填断熱)を標準仕様としておりますが
さらに性能の高い、外断熱工法(付加断熱)や二重屋根のオプションも
ご用意しておりますので、何なりとお尋ねくださいね。
それではまた。