COLUMN「スキップフロアのメリット・デメリット」

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2021-06-01

家づくり中のみなさま、こんにちは。デザインリゾートの松崎です。

スキップフロアについて

スキップフロアとは、同じ空間の中で床面の高さを変えて

別の空間を作る建築方法です。

敷地に高低差がある場合に、段差を解消して空間を有効に

使うこともできます。

上記のイメージCGはリビングの床を他のスペースよりも

一段下げて設計した時の内観イメージパースです。

こちらも「スキップフロア」の一種ですが

一段下がったリビングをサンクンリビングと言います。

 ■実際の施工事例はこちら「プロが惚れ込んだプロの家」>>>

 

 

上記のイメージCGは階段の途中に1.5階(中二階)を

設計した時の内観イメージパースです。

吹抜けとスキップフロアを組み合わせて、中二階を

設計しております。

 ■実際の施工事例はこちら

「中2階がある、暮らしをたのしめる家」>>>

 

 

この様にスキップフロアは空間に変化を付けることが

でき様々なメリットもありますが、採用する場合には

デメリットもありますので、検討する前に知っておいて

頂きたいので、ご説明させて頂きます。

 

スキップフロアのメリット

1.他の部屋より床面を低くすることで、通常より高い天井

  を確保でき、開放的な演出ができます。

 

2.斜め上・斜め下と、目線のズレで距離感がうまれ

  部屋をより広く感じる効果があります。 

 

3.段差を上手に利用し、窓を工夫して配置すれば、

  自然換気で風通しが良くなります。

  ■ 自然換気で風通しを良くする方法は、こちら>>>

 

4.段差をつけることで不思議と空間が区切られます。

  しかしながら壁や仕切のないスキップフロアは常に

  家族の気配を感じる事ができます。

 

5.「サンクンリビング」の場合、一段下がっている

   リビングに自然と家族が集まる空間をつくりやすく

  また、段差部分に腰かけるスペースがうまれます。

 

 

スキップフロアのデメリット

1.バリアフリーではないこと!

  高齢者と同居する場合は注意が必要です。 

 

2.建築コストが高くなる

  構造材や建材・床下での断熱材など部材が増えます。

 

3.掃除に一手間かかる

  段差部分にホコリやゴミが溜ります。

  掃除機をかける時に掃除機本体を上げ下げする

  必要があり、ルンバ等の掃除ロボットも無理です。 

 

4.設計や施工できる業者が限られる

  スキップフロアは一般的に納まりが難しとされており

  施工実績を問い合わせてから業者さんを見極めて

  ください。

 

 

 

まとめ

どのような納まりや建築方法にも、メリット・デメリット

は存在します。

それぞれを理解したうえで、理想の家づくりに必要であれば

取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

採用したい場合は、実積や施工対応可能かを相談して進めましょう。

気になることがございましたら、何でもお尋ねくださいね。

 

お問い合わせはこちらから>>>

 

それではまた。

 

 

 

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